お知らせ&ブログ

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花粉症対策のポイント🌳🤧

2月も下旬になり、暖かい日が増えてきました。寒い冬が終わりに春🌸が近づくのは嬉しいですが、春にはもちろんもあれがやってきます・・・


そう、今や国民病ともいわれる花粉症です!!🤧
花粉症の症状は主にアレルギー性鼻炎(鼻水、鼻づまり、くしゃみ)とアレルギー性結膜炎(目のかゆみ・充血、涙目)があります。その他に頭痛、頭がぼーっと咳やのどのかゆみ、肌荒れなど様々な症状があります。

今回は花粉症対策のポイントについてお話しようと思います。

●花粉症のメカニズム

 

 

 

 

●花粉症対策のポイント

花粉の飛散シーズンは、体に侵入する花粉をいかに少なくするかが、花粉症対策の重要なポイントです。花粉が体内に侵入しないようにすることは、花粉症の症状を軽減するだけでなく、まだ花粉症でない人にとっては、花粉症の発症を防ぐ効果が期待できます。

花粉の体内侵入を防ぐために、花粉の飛散量が多い昼前後や夕方 は、外出を避けるようにしましょう。

外出するとき、また、外から帰ったとき、家の中にいるときは、次のようなことに気をつけましょう。

 

 

◆外出するとき

 

◎マスクの着用

マスクをつけることによって、通常のマスクでも花粉をおよそ70%減少し、花粉症用のマスクでは、およそ84%の花粉を減少させる効果があるとされています。顔にフィットし、息がしやすいもの、衛生面からは使い捨てのもの、性能的な面からは不織布のマスクがおすすめです。

マスクを着用する女性 

 

 

◎メガネを着用

花粉症用のメガネも販売されていますが、通常のメガネを使用するだけでもメガネをしていないときより、目に入る花粉量は減少します。コンタクトレンズを使用している人は、コンタクトレンズによる刺激が、花粉によるアレルギー性結膜炎を悪化させてしまうので、メガネに替えたほうがよいと考えられています。

 

◎花粉が付着しにくい服装

外出時は、ウールなどの花粉が付着しやすい衣類は避け、綿、ポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選びましょう。また、頭と顔は花粉が付着しやすい部分ですが、帽子をかぶることで、頭への花粉の付着量を減らすことができます。

 

 

◆外から帰ったとき

 

◎家の中に花粉を持ち込まない

建物に入る前に、衣類に付いた花粉を払い落としましょう。

 

 

◎うがいと洗顔

外出先から帰ったら必ずうがいを。のどに付着した花粉を除去する効果があります。また、顔を洗うことで、顔に付着した花粉を洗い落とします。しかし、丁寧に洗顔をしないと目や鼻の周囲に付いた花粉が体内に侵入し、かえって症状が悪化することがあるので、注意が必要です。また、水道水で洗うと粘膜を痛める可能性があるので、生理食塩水(食塩を0.9%の濃度に溶かした蒸留水)を用い、鼻うがい(※)の場合は体温程度に温めて、目は少し冷やして使いましょう。

※鼻うがい:鼻から生理食塩水などを注入して、ほこり、ウイルス、うみなどの汚れを取り除く方法

洗面所でうがいをする女性

 

 

◆家に居るとき

 

◎換気時は窓を小さく開け、時間を短く

花粉が飛んでいるときでも、室内の換気が必要な場合があります。換気時は窓を全開にせず、10cm程度にし、レースのカーテンをすることで、流入する花粉を減らすことができます。流入した花粉は床やカーテンなどに多数残っているので、掃除やカーテンの洗濯をしましょう。

 

 

◎こまめに掃除する

室内には、衣類や髪の毛などに付着して花粉が持ち込まれたり、換気時に窓から花粉が入ったりして、たくさんの花粉が残っています。こまめに掃除機をかけ、室内の花粉を減らしましょう。

室内で掃除機をかける男性

 

 

春は新生活💐やお花見🌸など楽しみが増える季節ですね。花粉対策をしっかりしてストレスを軽減して春を楽しみましょう♬

 

参考資料

大正製薬 https://brand.taisho.co.jp/allerlab/kafun/005/

政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201102/2.html

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